初恋のきた島 浜田省吾特集@江田島図書館

2019年11月19日

先日のこと。

知人のツイッターを見ていると、浜田省吾さんが江田島をモチーフにしたペンダントがあるとの内容に出くわしました。

浜田省吾さんが子供の頃に江田島に住んでいたこと、江田島図書館にゆかりのベンチが置いてあること、そのベンチや展示物の管理を知人がやっていることなどは既知でした。

けれど、ペンダントとしてグッズ化するほどに江田島に愛情を持ってくれているとはつゆ知らず。

どんなものなのかネットで調べてみることに。

 

 

↑ これでした。

ピックに江田島町を切り抜いたデザイン。

めっちゃかっこいい。

だけど、想像とは違っていました。

今は4町が合併して江田島市になっていて、漠然とした江田島のイメージは下のような形なんです。

 

江田島夕景

 

江田島町は右上側。

彼にとっての江田島は江田島市ではなくて江田島町なんだなとしみじみ。

 

ちなみに、ペンダント。

ファンの間では「江田島ペンダント」と呼ばれていますが、本当は「初恋ペンダント」なんだそう。

このことは後述する冊子に載っていました。

 

 

 

浜田省吾と僕

僕は残念ながら熱烈なファンというわけではありません。

友人がLPを買い揃えるほどのファンだったのでカセットテープにダビングをしてもらった口です。

僕がちょうど16歳になる年。

偶然にも「路地裏の少年」の12インチシングルが発売されました。

今どきの若い人は12インチシングルって知らないですよね?

LPの大きさでリリースされたシングルなんてものがあったのです。

僕がちょうどその頃、初めて買った12インチシングルは、確かマドンナのイントゥーザ・グルーヴでした。

 

「路地裏の少年」には歌詞の中に「あれは おれ16 遠い空を憧れてた路地裏で♪」って部分があるじゃないですか?

このようなちょっとしたシンクロって思い出に残るもので、今でも自分の16歳と歌詞が紐付いています。

麻雀をしているときに「路地裏の少年」のCMがラジオから頻繁に流れていたのも記憶しています。

(親にバレると叱られるので、ラジオのボリュームを上げてやっていた:汗)

 

そして、この年の秋。

2枚組アルバム「J.BOY」がリリースされたんですよね。

1986年当時はまだCDが普及しておらず、友人はLPを買っていました。

 

ちなみに、僕が始めて買ったCDはTM NETWORKの「Gift for Fanks」

このCDのリリースが1987年7月1日。

この頃でも、広島の地方の高校生がCDを買うのは珍しかったんですよ。

LPが消え去り、CDもほぼ消え去る時代が来るなんて思いもしませんでした。

 

そんな感じなので、浜田省吾さんの痕跡を紹介するには役者不足です。

広島市から江田島市に移住して4年目で、しかも対角方面に住んでいるので江田島町民でもありません。

けれど、江田島の情報を発信するメディアサイトとして、少しでもファンのみなさんのお役に立てればと思っています。

記述が間違っていたときには、この上なく優しいツッコミをお願いしますね。

 

 

 

江田島図書館

浜田省吾さんが通った鷲部小学校(わしべしょうがっこう)は統廃合で廃校に。

今はそこに江田島図書館が存在しています。

早速バイクを飛ばして江田島図書館に行ってきました。

けれど、運の悪いことに月末整理日(最終水曜日)とのことで閉館(汗)

 

だけどご安心。

司書さんと知り合いなので図書館内に入れてもらいました。

江田島って人同士が密に繋がっているので、こんな時とても助かります。

しかも、館長さんまで作業の手を止めて、あれこれと説明をしてくださいました。

感謝感謝です。

 

 

ファンの皆さん、休館日でもベンチは見ることができますが、できれば開館日に行きましょう。

 

 

江田島図書館江田島図書館江田島図書館江田島図書館江田島図書館

図書館内にも「浜田省吾コーナー」が設けられています。そして、ここにあの冊子があるのです(後述)

 

 

江田島図書館

正面玄関から入ったら、正面やや右側にドアがあります。そこから中庭に出ると例のベンチがあるんです。

閉館日でも鍵を開けて入っても良いとのこと。

出るときは締めましょうね。

 

 

江田島図書館江田島図書館江田島図書館江田島図書館江田島図書館

ベンチ横にノートとサングラスが入っているファイルが有るのがわかりますか?

サングラスを掛けて浜田省吾さんになりきって写真を撮ってください。

また、ノートにはこれまで当地に訪れてくださったファンの書き置きがあります。

既に5冊目に突入。

浜田省吾さんへの思いを共有してみてください。

 

実はこのコーナーの管理をしている人は個人的な知人です。

(なんと、その方のお姉さんは浜田省吾さんの同級生)

その知人によると、ノートに書き込みをしてくださってる方は全国に及んでいて、あと秋田県の方だけが足りないのだとか。

秋田県のファンの皆様、お待ちしております!

 

 

江田島図書館江田島図書館

 

 

 

 

江田島図書館 浜田省吾関連展示動画

動画も撮影してきました。

 

 

 

浜田省吾 ON THE ROAD 江田島  初恋のきた島 江田島

江田島図書館に来たらゲットして帰ってほしいのが「浜田省吾 ON THE ROAD 江田島  初恋のきた島 江田島」

A3の両面刷りが4つ折りになっている冊子です。

浜田省吾さんへが少年だった頃のエピソードなどが満載で、今回はじめて知ったことも多く記述されていました。

 

現在「第6刷」まで発行されています。

あとがき以外は内容は変わってないそうです。

今回のあとがきは、11月にある広島でのコンサートについて書かれていました。

 

浜田省吾 ON THE ROAD 江田島  初恋のきた島 江田島

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なんでも、オークションでは5桁の値が付いたこともあるとか?

図書館まで来てくだされば無料ですよ。

 

 

江田島図書館地図

島内に住んでいると車かバイクでの移動になるので、観光客の足については意外と疎いです。

一応調べてみると、呉港(くれこう)か広島の宇品港(うじなこう)から小用港(こようこう)に渡ってバスで移動するのがベターのよう。

もちろん、足のある方は別ですよ。

図書館前にはバス停もあるのでバスで来ると楽ちんです。

 

江田島図書館前バス停

小用港からだと山田バス停の次のバス停

 

 

 

図書館裏の海

雑誌のインタビュー記事に、ここで撮影された写真が掲載されており、ファンの方は場所を特定してなりきり写真を撮っています。

今回必死で探したのですが、明確な場所までは特定できませんでした。

当時よりブロックが傷んでいて、様子が違う可能性も?

このブロックのどこかなのは間違いないので、参考までに写真を撮ってきました。

 

 

 

宮内商店(せっちゃんの家)

浜田省吾さんの初恋の相手は「ザ・ビートルズ」。

この島でビートルズに出会ったことが彼の人生に大きな影響を及ぼしたのですね~。

そして、友達のせっちゃんにお願いして、せっちゃんのお兄さんのステレオで「Please Please Me」をかけてもらった場所が、まさに宮内商店だったのです。

現在は営業をされていませんが、ファンの方は記念写真を撮りに訪れています。

 

宮内商店宮内商店宮内商店

 

実はこの場所、すごく見覚えがあってすぐに分かりました。

2枚めの写真の右側の電柱に、犬猫病院の案内板がかかっていますよね?

実はうちの猫たちがお世話になっているのです。

図書館からそう離れていないので、一旦図書館に寄ってから来るのもありでしょう。

 

ちなみに、この犬猫病院の本院は浜田省吾さんが通った呉三津田高校のすぐ側にあります。

まるで、計算されたかのような立地ですね(笑)

 

 

山田バス停小松商店

また、もう少し小用港川に戻ると、ベンチに広告として書かれている「小松商店」や「青木病院」があります。

青木病院の近くには、もともとベンチが置いてあった山田バス停もありますよ。

更に戻ると浜田少年が遊んだ術科学校もあります。

術科学校は見学ツアーも整備されているし、江田島で最も観光客が来る場所でもあるので、是非訪れてみてください。

 

 

※Googleローカルガイドの活動も行っているので、当ページの画像はGoogle Mapにも掲載しています。

旅の参考にしていただければと思います。

 

 

 

愛情返し

浜田省吾さんはここまで愛情を持ってくれているのに、江田島は愛情を返せてないような気がします。

名誉市民なんて差し上げているのでしょうか?

差し上げてないならぜひ差し上げたい。

(個人の勝手な思いです)

 

また、江田島市では夏季は18時に、冬期は17時に「夕焼け小焼け」が鳴り響きます。

その代わりに浜田省吾さんの楽曲をかけるのなんてどうでしょう?

JASRACの餌食になるでしょうね?

税金から資金を捻出できないのなら、クラウドファンディングをしても良いかもしれません。

「J・BOY」がかかったら「今から出かけるぞ!」ってなっちゃいそうですが、明日への希望を胸に夕方を過ごすのもアリな気がします。

「路地裏の少年」などが曲調的にはしっくり来るのかもしれませんね。

 

 

 

おわりに

まだ紹介できていない場所もあるので、暇を見つけておいおい撮影しに行くつもりです。

リクエストなどあればコメント欄に書き込んでください。

 

余談ですが、江田島図書館に「浜田省吾なりきりコンサート」の企画が持ち込まれているとのこと。

クリアしなければならないことも多々ありますが、ファンの皆さんが集まって盛り上がるイベントができたら良いですね~。

後押ししてくだされば実現できるかもしれませんよ。

 

投稿者プロフィール

saksak・
saksak・エタジマ大学主宰
🍄江ニャ島市特命係長🍄

「せとうちネコネコ団」の執事として、10数匹の猫の執事生活満喫中🐈
サイゴンやバンコクで彷徨い、オアフ島に2ヶ月滞在した後に江田島に流れ着いた漂流民🌴
ブログの収入で古民家を買って島の生活を楽しんでます🌟

Wordpressによるオリジナルブログやサイトの構築が一応できます。
360度カメラ・オールドレンズ遊びも趣味📸
バイクもたくさん持ってます🏍
平日の日中にバイクに乗っている人を見かけたら、ボクである確率が高いらしいです(島民談🤣)

●Google ストリートビュー認定フォトグラファー
●Google ローカルガイド・レベル8(1つの県に1・2人いるレベル)
●朝鮮王朝史研究家