華やかな水引作品を市民が制作!第4回エタジマ大学市民講座「水引とのし袋の話」レポ
日本の伝統工芸である水引についての理解を深め、制作体験も楽しめる機会として
開かれた第4回エタジマ大学市民講座「水引とのし袋の話」、好評のうちに幕を閉じました😘
江田島にゆかりのある講師と話をはずませながら、
いろいろなバリエーションの水引作品を市民が制作。
素敵な作品たちとともに、講座の様子を紹介いたします。
江田島ゆかりの講師から、水引とのし袋について学ぶ
講師は広島市内を拠点にご活躍の吉長孝衞さん。
吉長さん率いる「めうがや水引軒社中」の活動などが紹介されているサイトです。
この日も社中でご来島。吉長さん自身はなんと、ご両親とも江田島市出身とのことで、
江田島市内にも多数のご縁をお持ちでした。
水引は本業の酒屋さんのお仕事の中で、贈り物の商品に奉書を巻いて水引で
結べたら…との思いをきっかけに、始められたそうです。
水引の有名産地で多くの伝統工芸士を輩出しているという
「伊予水引金封協同組合」(愛媛県)から指導者認定証の
1号をいただいた実績を持ち、さらに自身のお店やカルチャー教室などで
水引細工の勉強会を開催したり、社中の皆さんで作品展を開かれたりと、精力的に活動。
作品はJR広島駅の駅ビル「エキエ」内しま商店のほか、12月10日からは
広島市の現代美術館売店にも並ぶ予定だそうです❗❕
講義の中ではのし紙の種類から、それぞれどういう時に使われるべきものなのかー
といったことなどを学びました。
内容を一部明かしますと、のし紙にデザインされた水引の結び方が、結び直せないやり方か、
何度も結び直せるやり方か…がポイントだそうです。
水引は紙に絹糸を巻いているものですが、元々は麻でくくった紐が
使われていたのが水引に変わっていったそうです。
実技では、吉長さんご一行様と約10人集まった市民とで、にぎやかに交流しながら作品作り。
水引の材料はネットなどで誰でも簡単に入手できますが、
この日のために作家さんたちが持参してくださった素材は、
やはり手軽に手に入れられるものとは質感が違うんだろうな…と感じました。
色合いとか光沢とか、伝統工芸の雰囲気を堪能できる素材で手作りできる
贅沢感を味わえたと思います😍
基本の淡路結びの特訓から、素敵な作品が続々誕生‼
ここからは、イチ参加者として実技しながらスマホ撮影を続けた
私のあくせく体験話になってしまいますが…💦
実際に参加された他の方たちは皆吸収も早く、
終始和やかに素敵な水引作品を作られていましたよ。
基本の淡路結びをまず、水引1本、2本、3本のバージョンで練習しました。
皆さん結構すいすいと結んでいかれていたけど、私は何度もてこずりました😫
まず、手順を1回で覚えきれませんでした💦
「あれ?指はどこに添えるんだっけ❔」「次はどこにくぐらせるんだっけ❓」といった具合に💧
さらに、水引3本で淡路結びをするようになると…糸同士がねじれてしまう😂😂
数個分作ってからようやく結び方の構造が分かり、ねじりが起きないように
気を付けるべきポイントも理解するようになりました…
しかし、何度も言うように他の参加者の方たちは比較的早いうちに結び方も覚え、
コツなどもつかんでおられていたようで…素晴らしい作品たちが出来上がりました!
例えば…
すごーい‼ポチ袋がずらり💝ストラップにもなっている‼豪華ですねー
おお~こちらは梅結びに😘淡路結びにアレンジをすると、梅結びができるんですねー
淡路結びがゴージャスなボリューム感を出しているのに比べると、梅結びはかわいい感じ💞
ポチ袋のほか、ピアスにもなっている😘
赤・ピンク系でまとめたストラップも、キュートな感じですねー
他にも白と黒のモノトーンメインのカラーでスタイリッシュ感あふれる
水引アクセサリーを作る方もいらっしゃって、それぞれの感性が発揮された
作品たちがそろっていました✨
皆で交流しながらも日本の伝統やアートに親しんだ市民講座になったと思います。
参加した方全員から笑顔がこぼれていたのも印象的😊
江田島で貴重な機会を提供してくださった吉長さんはじめ、
めうがや水引軒社中の皆様、ありがとうございました‼
投稿者プロフィール
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エタジマニア謎の編集長。
江ニャ島市特別世話係。
別名でライターやハンドメイド作家などの活動も展開中。
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