第2回エタジマ大学市民講座 「朝鮮王朝の詩の世界 」 無事終了!

9月10日(火)に行われた、令和元年度エタジマ大学第2回目の授業「朝鮮王朝の詩の世界 」が無事終了しました。

開催を決定してから日がなかったものの、広報えたじまでの告知ができない状況にも関わらず、9名の方にお越しいただきました。

また、エタジマ市民だけでなく、音戸・広島市・北広島市からも来てくださった方がいるという嬉しい状況。

しかも、詩人が数名参加してくださり、授業中の意見交換も活発に行われました。

 

 

許蘭雪軒(ホ・ナンソロン:허난설헌)

 

 

エタジマ大学とは

市民のためのコミュニティー・カレッジで、各種授業やイベントを月に1回程度行っています。

江田島市の地域提案型補助金を利用して活動している団体でもあります。

 

 

朝鮮王朝の詩の世界  授業の様子

自分が講師だったこともあり、写真を取るのをすっかり忘れていました。

そのため、視察に来てくれた市役所の花野さんに画像をもらうことに。

感謝感謝。

 

「朝鮮王朝の詩の世界 」 

 

 

今回取り上げたのは許蘭雪軒(ホ・ナンソロン:허난설헌)

秀吉の朝鮮出兵より少し前に若くして夭折した女流詩人です。

明・清時代の中原の王朝に詩が紹介されて詩集が出版されただけでなく、1711年には日本でも出版されたほどの天才詩人でした。

 

今回はその詩集には掲載されていない詩の紹介と、彼女の周りにいた人物の紹介。

そして、とある俳優とのつながりなど、硬軟取り混ぜた内容で2時間ほど講義を展開。

ハングルを読める方もいたので、講師の僕は程よく手を抜くこともできました(笑)

 

普段の執筆活動はキーボードを叩いて行っているため、久しぶりの板書に冷汗。

普段ペンを取ってないと漢字は出てきませんね。

しかも、朝鮮の漢字は日本の旧漢字や中国の繁体字に似ていて画数の多いものなので、空で書くのは大変なのです。

その上、いつもの悪い癖で、すべての記憶を脳内に任せていたため、資料は全くなしの状況(汗)

やはり、プロジェクターがあるほうがあれこれと授業が進めやすいなと実感しました。

 

 

第3回目は「朝鮮通信使が見た江戸時代の日本(おやつ付き)」

現在、10月・11月の授業の準備中。

11月は2本行う予定です。

直近の10月は、広報に乗らないタイミングでの開催なので、再び僕が講師をすることに。

朝鮮通信使として日本にやってきた官吏が、江戸時代の日本について残した記録があるので、それを題材にする予定です。

 

もちろん、その通り道である広島のネタもありますよ!

残念ながら江田島は寄港地ではないため、沖を通っただけですが、近隣の島などには停泊しているので、興味深く読みすすめることができます。

 

日程などの詳細が決まったら、再び当サイトでアナウンスしますね。

投稿者プロフィール

saksak・
saksak・エタジマ大学主宰
🍄江ニャ島市特命係長🍄

「せとうちネコネコ団」の執事として、10数匹の猫の執事生活満喫中🐈
サイゴンやバンコクで彷徨い、オアフ島に2ヶ月滞在した後に江田島に流れ着いた漂流民🌴
ブログの収入で古民家を買って島の生活を楽しんでます🌟

Wordpressによるオリジナルブログやサイトの構築が一応できます。
360度カメラ・オールドレンズ遊びも趣味📸
バイクもたくさん持ってます🏍
平日の日中にバイクに乗っている人を見かけたら、ボクである確率が高いらしいです(島民談🤣)

●Google ストリートビュー認定フォトグラファー
●Google ローカルガイド・レベル8(1つの県に1・2人いるレベル)
●朝鮮王朝史研究家