砲台山山肌崩落、夢来来(ゆめきらい)北崩落現場 2020年2月の状況

江田島市も含めて中国山地は風化した花崗岩でできている。

そのため、どこがいつ崩れてもおかしくない状況にあると聞く。

江田島 SEA TO SUMMIT 2018の環境シンポジウムで、そのことを広島大学教授の長沼毅氏の講演で聞いた2週間後に、「平成30年7月豪雨」が起きた。

他人事のように聞いていた危険が現実化したのだ。

今後は私事として捕らえ、避難経路の確保・備蓄及びバックアップ用代替インフラの整備に備えなければならない。

 

 

砲台山山肌崩落

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鮮明さに欠けるが最後の画像にその崩落の長さが記録されている。

一部が剥がれているのではなく、剥がれか箇所が下まで崩れ落ちているのが見て取れるだろう。

江田島市沖美町の西海岸の山肌は切り立っており、ここだけでなく他の箇所も危険であることが想像に難くない。

今一度危険渓流のチェックが必要だ。

住宅地に流れる小さな川付近もほぼ全て危険渓流に指定されているので、比較的わかりやすいと言える。

 

 

夢来来(ゆめきらい)北崩落現場

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手前の崩落に遮られて、崩落時には見に行けなかった箇所。

2020年2月現在、大型車両以外の通行が可能だ。

現状から推測すると、道路自体へのダメージは少なく、周辺の崩落が甚大だった様に見える。

いずれにしろ西海岸側の県道36号線は2箇所で完全に分断され、1年7ヶ月たった現在でも完全復旧雨に至ってない。

 

 

まとめ

先述したように風化した花崗岩でできたこの島はどこがいつ崩れてもおかしくない。

復旧した箇所も今年の夏に再び崩れないとも限らないのだ。

人口減少で利用者が減少している道路であるため、税金投入の是非も問われてくる。

更に人口減少が進んだどこかのタイミングで放棄しなければならない日が、近い将来にやって来るかもしれない。

 

投稿者プロフィール

saksak・
saksak・エタジマ大学主宰
🍄江ニャ島市特命係長🍄

「せとうちネコネコ団」の執事として、10数匹の猫の執事生活満喫中🐈
サイゴンやバンコクで彷徨い、オアフ島に2ヶ月滞在した後に江田島に流れ着いた漂流民🌴
ブログの収入で古民家を買って島の生活を楽しんでます🌟

Wordpressによるオリジナルブログやサイトの構築が一応できます。
360度カメラ・オールドレンズ遊びも趣味📸
バイクもたくさん持ってます🏍
平日の日中にバイクに乗っている人を見かけたら、ボクである確率が高いらしいです(島民談🤣)

●Google ストリートビュー認定フォトグラファー
●Google ローカルガイド・レベル8(1つの県に1・2人いるレベル)
●朝鮮王朝史研究家