大柿図書室の蔵書の貸し出しができなくなるって!?

市政に鋭くメスを入れるメディア、エタジマニア。

(えっ?そんなメディアだったっけ?)

今回は今月末で閉館する大柿市民センターに入っている大柿図書室蔵書凍結問題をピックアップします。

急迫性があって由々しき事態です。

 

 

大柿図書室の蔵書の貸し出しができなくなるって!?

 

市民センターの建て替えに伴い大柿図書室も2年間クローズします。

そしてなんと、その間、蔵書は貸し出し不可に。

島内でここにしかない本は見ることも借りることもできなくなるんです。

えっ?はっ?

そんなことってあります?

 

もともと江田島市の教育文化行政は最弱レベル。

自分でも感じることがあるけど、多方面からこの手の話を聞きます。

一方で、市民の文化レベルはハイレベルな印象。

文化芸術を愛して活動されている方が身近にたくさんいるし、教育について真剣に考えている若い世代の親たちも多くいて、実際にアクションを起こしています。

ぶっちゃけ、行政と市民との思いが相当乖離しています。

 

行政とひっくるめましたが、末端のフルタイマーさん(会計年度任用職員)の中には、情熱を持って仕事をしている方が数多くいます。

けれど、彼らの力を活かしきれてないのが現状。

残念です。

 

残念とばかり言っていても仕方ないので代替案を提示しますね。

 

 

古民家図書館なんてどうですか?

想像してみてください。

古民家図書館でコーヒーを飲みながら読書するわたしorオレ・・・ブチおしゃれ!

都会では絶対にできない贅沢なひとときじゃありません?

 

古民家の活用は市政の命題の一つにもなっているのに、どうしてこのようなおしゃれな発想が出てこないのでしょうか?

縦割り行政の弊害ですよ!!!!!

 

そもそも、蔵書をデッドストックにしてしまう決定を下したこと自体がおしゃれじゃないし、市民の財産を軽んじてますよね。

図書館のないエリアはおそらく文化レベルが極端に下がります。

図書館の近隣に居住していると健康寿命が高いとのビッグデータもあるため、健康寿命増進の観点からもナンセンスな施策ですよね。

 

市民の文化レベル維持及び増進&健康寿命増進→古民家図書館創造

この構図を具現化すべくでおしゃれな図書館を作ろうではありませんか。

 

古民家買っちゃいな!

江田島市の古民家、メッチャ安いっす。

市のウェブサイトに上がっている良さげな物件が大原にあって、それが400万円。

YOU、買っちゃいなよ!

YOUは江田島市ですよ。

個人が買うとコミコミ400万円にディスカウントできるのだけど、市が買うと400万円プラス手数料ってところでしょうか。

 

不良債権化するんじゃないのとの疑念を持つ方もいるかも知れませんが、2年後に売っちゃえばいいんです。

300万円で売っても2年間の家賃は100万円ですよ。

安いもんでしょ?

もちろん、評判が良ければそのまま運営するという手もあります。

おそらく好評を得る図書館になりますから。

 

マスコミに露出するよ

江田島の商業施設って、テレビに出すぎじゃありません?

肌感覚ですが、広島市でお店を運営していてもこれほど取材されることはありません。

古民家図書館ができたら・・・利用者はその素敵さをアピールしたいし、テレビ局は画に取りたいと思うはずです。

プレスリリースを定期的に出して、積極的にアピールするのもありでしょう。

文化レベルの高い江田島をアピールできるチャンスです。

 

視察にも来るんじゃない?

図書館って横のつながりが強固ですよね?

素敵な図書館があると聞くと、行かずにはいられない司書さんが全国にはたくさんいます。

蔵書凍結の方針を逆転の発想で古民家図書館として具現化したら、江田島に古民家図書館ありと全国で注目されると思うんですよ。

また、古民家再生のロールモデルとして、空き家対策関連の視察も増えることでしょう。

 

 

どうやれば市がやる気になる?

現実化すれば江田島市の強力なウェポンになる古民家図書館。

今回の市民センター建て替えは空前絶後のチャンスです。

何れにせよ大柿図書室の蔵書はどこかに動かさなければならないので、移転先の古民家が決まれば労力的にも一石二鳥なのです。

だけど、どうすれば市が動くのか・・・。

 

図書室で働く司書さんたちはおそらくどこかで継続勤務です。

雇い止めはできませんから。

けれど、人員はだぶつくだろうし、矜持を持ってやっていた仕事を継続したいはず。

あらゆる要素を考えてもやらない手はないんですよね~。

やっぱ署名活動ですかね?

 

ちなみに、市が予算を口実に拒否ってくる可能性も十分に考えられます。

けれど、ゴニョゴニョやってる実例を知っているので、500万円程度では拒否なんてできないですよ~。

ふるさと納税の寄付金を使うまっとうなやり方もありますし、正式な予算を組んで来年度まで支払いを猶予してもらう手もあります。

 

実際のところ、このアクションによるデメリットってほぼほぼないんです。

2年後に物件が売れない可能性は否定できませんが、江田島市はもっと大きい土地や建物を遊ばせてるので、このレベルは微々たるものですよ。

問題提起が残り20日になってしまい恐縮ですが、どうにか実現したいものです。

 

あ、大原あたりに物件を持っていて、遊ばせとくくらいなら貸してあげるなんて奇特な方がいらっしゃればご一報ください。

市がゴーサイン出さないとどうもならないですが、物件が確保できれば現実化に近づきそうです。

投稿者プロフィール

saksak・
saksak・エタジマ大学主宰
🍄江ニャ島市特命係長🍄

「せとうちネコネコ団」の執事として、10数匹の猫の執事生活満喫中🐈
サイゴンやバンコクで彷徨い、オアフ島に2ヶ月滞在した後に江田島に流れ着いた漂流民🌴
ブログの収入で古民家を買って島の生活を楽しんでます🌟

Wordpressによるオリジナルブログやサイトの構築が一応できます。
360度カメラ・オールドレンズ遊びも趣味📸
バイクもたくさん持ってます🏍
平日の日中にバイクに乗っている人を見かけたら、ボクである確率が高いらしいです(島民談🤣)

●Google ストリートビュー認定フォトグラファー
●Google ローカルガイド・レベル8(1つの県に1・2人いるレベル)
●朝鮮王朝史研究家