神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校 授業レポート エタジマ大学公開授業

8月8日木曜日、ついにエタジマ大学第一回目の公開授業「神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校」が開催されました。

仕事の都合で来ることができなかった方もいましたが、僕も含めると14名の市民が大柿高校に集結。

それだけではなく、大柿高校の先生/スタッフも参加してくださいました。

結局、教室の中には18名。

予想以上にいろいろな人が来てくれました。

 

 

会場案内

神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校

 

こんな案内板を用意してくださいました。

ありがたいことです。

 

 

授業風景

すでに、大柿高校のフェイスブックなどで紹介されている授業風景。

本丸なのに一歩遅れての紹介です(汗)

 

神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校

大柿地区の方以外にも、能美・江田島からも参加者が来てくれました。

平家物語ゆかりの地は大君や王泊なので、大柿地区の方はよくご存知で、地元に住んでいるからこそ知り得た知識を披露してくれました。

一方で、能美・江田島からの参加者には、初めて聞くお話も多かったようです。

 

 

神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校

 

神垣先生はアクティブラーニングの手法で授業を進めていきます。

元高校生たちの時代にはこんなやり方はなかったので、それもまた新鮮な体験だったことでしょう。

 

 

神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校

 

安徳天皇入水のシーンを演劇風に発表することに。

2班に分かれて読み合わせを開始。

一つの班は原文での発表でした。

 

 

神垣先生と平家物語を語り合おう@大柿高校

 

安徳天皇と二位の尼(役)。

迫真の演技です!

 

普段から小学生への読み聞かせを行っている方たちもいて、読みのスキルが尋常ではありませんでした。

また、普段から演劇をされているかのように、みなさん演技がお上手で、見ごたえがありました。

江田島市民、ポテンシャル高すぎです!

 

 

まとめ

4町が合併して10年以上が経過し、各地区の財産は江田島市民共通の財産に昇華しつつあります。

これからは、他の地区の方も平家物語と江田島市のつながりを、わが町自慢として島外の方にお話できそうですね。

 

今回、もう一つ感動的だったのは、大柿高校にゆかりのある方たちが参加してくださったこと。

第13期の卒業生の方がお二人いて、久しぶりに校舎で授業を受けることができたと、喜んでくださいました。

また、亡くなったご主人さまが大柿高校の教諭だったという方もいらして、感慨深さをお伝えくださいました。

 

企画の段階では、現役高校教諭の授業を市民が受講するという構図が単純に面白いだろうなと思って進めたわけですが、結果的には人それぞれに楽しみ方を見出してくださり、企画者の意図を遥かに超えるものになりました。

この企画に協力してくださった大柿高校各位、参加者の皆様に感謝です。

 

今回、校門をくぐったことで、参加者は大柿高校との縁ができたのではないかと思います。

高校の門をくぐるのって、意外とハードルが高いことですし。

今年も来年も、大柿高校はしっかりと生徒を集めないと廃校の二文字が迫ってきます。

縁を結んで頂いた方々。

地元に残った唯一の高校を、盛り上げてくだされば幸いです。

投稿者プロフィール

saksak・
saksak・エタジマ大学主宰
🍄江ニャ島市特命係長🍄

「せとうちネコネコ団」の執事として、10数匹の猫の執事生活満喫中🐈
サイゴンやバンコクで彷徨い、オアフ島に2ヶ月滞在した後に江田島に流れ着いた漂流民🌴
ブログの収入で古民家を買って島の生活を楽しんでます🌟

Wordpressによるオリジナルブログやサイトの構築が一応できます。
360度カメラ・オールドレンズ遊びも趣味📸
バイクもたくさん持ってます🏍
平日の日中にバイクに乗っている人を見かけたら、ボクである確率が高いらしいです(島民談🤣)

●Google ストリートビュー認定フォトグラファー
●Google ローカルガイド・レベル8(1つの県に1・2人いるレベル)
●朝鮮王朝史研究家